にゅーすさいとにて
なんか最近にゅーすさいとで思うことは多々あるけど、見なかったし本人知らない人間の
傍観者的な話をちょっとしたいなと。
何のはなしかというと、紅白でおきたDJなんたらさんの話です。
どっちがそもそも悪いか、という話は自分からすれば不毛だと思っています。
というのも、普通の会社のプロジェクトの構図にして説明します。
普通プロジェクトは、リーダーと担当、それと顧客によって成り立ちますが、
紅白のような番組の場合、
リーダー:NHKの関係者
担当:歌手
顧客:視聴者
となります。
今回の場合、担当である歌手の行為が視聴者からの苦情(=クレーム)を招いたわけです。
NHKはリーダーなので、当然その責任は負ってしかるべきでしょう。
そう言う意味では、担当はリーダーからの処分だけですみますから
対面的にはそれで終わり(つまり、「今後使いにくくなる」というNHK側の結論)で十分なわけです。
勿論、原因は
・クレームを招いた担当
・それを止めれなかったリーダー
の双方にあるわけです。
だから、冒頭申し上げたとおり「どちらが悪いのか」を言うのは不毛だ、といったわけです。
ただ、歌手がブログで書いた内容は、正直どうかと。
確か。
「ただ、びっくりしたんだ。あのステージを『低俗』だの『不謹慎』
だの言う人間がいるだなんて事にさ。(中略)まぁ、そう言った人達は
本当にかわいそうだけどね…。物事を一定の角度でしか見られないんだろうな…」
「おれは裸婦像もポルノ女優も心から美しいと思うんだ」
(引用元はこれ: ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070116-00000052-sph-ent)
とかいってます。
それはそれでありだと思いますし、美学の1つではあるでしょう。
でも、それ以前に自身の立場を理解していないとしか自分には思えません。
そもそも歌手や芸能人は、お金を払ってくれる客を満足させるサービス業ですから。
その客に対して喧嘩を売るような発言はどうかなと。
第一今回の紅白だってお金もらって仕事を受けているわけで。
一般的な社会で言えば、こんな感じになりますよね。
自分の美学に共感してくれない人も勿論いるでしょう。
ただ、それを生業にしているプロなのですから、共感してくれない人=ダメ、
というのは通用しません。
でもまぁ話を聞く限りでは、もともとこんな芸風の人で、今回の事も容易に
想像がつくレベルのことだったそうです。
だとすると、歌手だけの問題ではありません。
そういう芸風の人を(目先の利益で)選ぶこと自体がNGです。
事前の危険予測ができていないのですから、この点では明らかに管理側の手落ちです。
それ(苦情)を承知でオファーを出した、と取られて当たり前なのです。
だから、歌手のみが悪いというのはお門違い。むしろ対面的には管理者が全て悪いって
言われても仕方がありませんよね。
火事が起きたときの消火活動にガソリンかけといて、「ガソリンが悪い」といってるのと
同じですし。
まあ色々言いましたが。
要は、
「人を楽しませる仕事のプロであるならば、人を怒らせた時点で失敗したと反省してくれ。他人に責任なすりつけんな」
といいたいわけです。どちらにも。
PS.FFですが、裏バスにてSoluteがメレーゲートルげっとしました。
これでLunyの持ってるメレーゲートルに見切りがつきます(つд・)